足裏の痛みの症状と原因

足裏の痛みの原因 - しもやけ、偏平足、開帳足

 

 

足の裏の痛みの原因の一つに「しもやけ」があります。しもやけは足に対する寒冷刺激により発生する皮膚の病気で、凍傷と異なり5℃くらいの寒冷条件でも血行障害を起こします。しもやけのかかり易さは遺伝的な要素もあると言われ、血縁関係者にしもやけにかかった人がいるとかかり易くなる傾向があります。

 

しもやけは痛みよりも先に痒みが発生し、足裏にしもやけができると赤く腫れ上がって靴が履けなくなったり、歩行が困難になったりします。

 

次に挙げられる足裏の痛みの原因は「偏平足」です。偏平足は土踏まずのアーチが消失(後天性)または最初から無く(先天性)、歩行による衝撃が吸収し難くなり、長い立ち仕事をしたり、長時間の歩行を行ったりすると疲れやすく、悪くすると足裏の痛みとなって現れます。

 

足の裏で吸収しきれない衝撃は、体のほかの部分、膝や股関節などで自然に補おうと働きます。つまりそういった間接の負担が増すことになり、それが長期間に渡って続くと様々な問題を引き起こします。

 

これに対して「開帳足」というのは足の甲が横に広がったような状態を示し、横のアーチが平らになってしまった状態を言います。こちらも先天性のものと後天性のものがあり、先天性のものは遺伝的に受け継がれ、後天性のものはサイズの合っていない靴や運動不足などが原因となります。