足裏の痛みの症状と原因

足の裏の異常を発見する方法

 

 

足裏の痛みを感じた時には、すでに症状が進行している状態にあると言えます。しかしもしそこへ至る経過途中で異常を発見できたら、早期治療や対策が可能となり、膝や股関節、腰などに及ぶ影響も最小限に抑えることができます。

 

とは言っても、毎日足の裏を観察したところで、異常が発見できるというわけではありません。簡単な方法としては足を平らな床につけてみて、アーチ部分の隙間の具合を観察することです。

 

以前に比べて隙間が小さくなったと感じるようでしたらアーチが下に向かって落ち込んできている可能性があり、後々完全な偏平足になることも有り得ます。

 

次に誰でも出来る簡単な診断法としては、靴の裏の減り具合をよく観察することです。靴を裏返しにして横に並べてみると、左右での減り具合の違いなどが簡単に見て取れます。

 

そうなると左右の足でバランスが均等に取れていないということになり、何らかの異常を疑うべきです。また靴の裏の内側や外側が極端に減り過ぎていても、アライメント異常などが疑われます。

 

これらは全て足裏の異常に直結するものではありませんが、膝や股関節、骨盤や背骨といった縦系列に問題が繋がりやすいことを考えますと、こうした異常を知ることは足裏の痛みを予防する上で重要となります。